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  • 기사등록 2021-11-02 02:30:53
  • 수정 2021-11-02 10:25:23
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会期
令和3年10月29日(金)〜令和3年11月21日(日)※休館日:毎週火曜日
観覧時間
午前10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)
会場
国立新美術館


▲ [第8回 日 展 ] 第5科 書 展覧会場(国立新美術館・六本木)


8回 日 展
   第
5科(書) 審査所感


                               審査主任 髙 木 聖 雨


 昨年度より続くコロナ禍は社会情勢と我々の生活を一変させ、芸術界も様々な困難 に見舞われました。その大変な状況の中で、本年度も無事に日展が開催できることを 心より嬉しく思います。

 今回展の応募点数は 8,518 点、昨年度よりも 87 点増加しました。これは偏に作家の 皆様の書を愛する心と制作意欲の高さ、そしてコロナ禍に負けるものかという強い意 志によるものだと考えております。敬服の外ありません。入選率は約 13%と厳しいも のでしたが、審査にあたり、絶え間ない鍛錬による線の充実した力強い作品、流麗な 連綿と余白の輝く作品、古人の考えや技を咀嚼、アレンジし現代感覚に溢れた作品、 古法に忠実な安定感の感じられる作品、溌溂とした若手の作品など、多くの作品から 例年以上の熱い思いとエネルギーを感じることができました。公正公平をむねに、審 査員一同、真剣に審査に臨みましたが、水準の高い作品群から入落を選定せねばなら ないことにはやはり苦心いたしました。特選の選考は特に苦慮しましたが、選ばれた 作品はどれも技法と感性、表現法の粋ともいうべき珠玉の作と言えます。

 コロナ禍で、書とはどのような芸術か、社会における書の存在意義は何か、各作家 がそのようなことを考えることも多かったのではないでしょうか。新しいことに挑戦 する作家、原点回帰をはかる作家、現状の仕事をより深化させようとする作家、色々 な姿があったかと思います。今回の作品は、皆さんがコロナ禍をどのように過ごした か、如何に書に向き合ったかの結果となっていることでしょう。先行きの見えない状 況ではありますが、前を向いて「日展の書」をともに盛り上げていきましょう。


                     搬入数 8,518 点・入選数 1,083 点・ (内新入選)209





▲ 日展 第5科 書 会場入口





文部科学大臣賞

作品名:さくら

作家名: 日比野博鳳 (本名:実

資格:会員

授賞理由: 余白や遠近感、そして全体の調和が見事である。筆が連続しない連綿を“意連”と呼ぶが、これと美しい連綿が見所といえよう。響き合う点画も合わせて、鑑賞してほしい。



東京都知事賞

作品名:王僧孺詩

作家名:植松龍祥(本名:浩祥)

資格:会員・審査員

授賞理由:明末清初に流行した長条幅の形態を生かし、流れるような筆運びで、筆墨の力強さが見る者を圧倒する。大小字を織り交ぜた文字の交響、複雑に入り込む余白のバランスがすばらしい。



日展会員賞

作品名:珊瑚枝枝

作家名:尾西正成

資格:会員

授賞理由: 力強い筆線は迫力に満ち、大胆と言える程で、躍動感にあふれている。同時に、余白を生かし、見事に調和している。米芾、明末清初、さらに墨跡の筆法を自らのものとしつつ、新たな書の美を模索した意欲的な作品は、本賞に価するものと判断される。



特選(10名)

特選受賞者・授賞理由(PDFファイル)




▲ 第5科 書 会場




▲ 第5科 書 会場




▲ 第5科 書 会場






書 / 講演会・シンポジウム・映像による作品解説等

作品の背景と美術の本質を分かりやすく解説します
会場:国立新美術館 3階講堂 ※入場無料

当日講堂前にて整理券をお配りします。(定員50名 30分前〜)


日時:11月20日(土)午後1:30~3:30(*途中10分休憩 )
 
イベントの内容 (第8回 日展 会期中開催)*変更となる場合があります
 シンポジウム「日展の書」 
  • 伊藤一翔 石飛博光 牛窪梧十 横山煌平 綿引滔天
  • 作品解説「書」 
    遠藤 彊 近藤浩乎 吉澤大淳

司会(進行)  真神巍堂





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